寺の物語 ( 四国八十八ヶ所 )

四国八十八ヶ所 遍路

Shikoku 88 temple pilgrimage

第六十八番札所 神恵院

第六十九番札所 観音寺

ゆっくりと、心がほどける道

千年あまりの歴史を持つ四国八十八ヶ所霊場は、弘法大師空海さまがお開きになった信仰の道場であり、人生の苦しみを癒し、生きる喜びと安らぎを与えてくれる祈りの旅なのです。

ほんの少しのあいだだけ日常を忘れてみませんか。

神恵院の山門

四国八十八ヶ所 遍路——
海風に包まれる、祈りの道

住職さんと写真

境内マップ

神恵院・観音寺

神恵院・観音寺

瀬戸内の風が心地よく吹き抜ける琴弾山のふもと。ここに、四国八十八ヶ所の第68番・神恵院と第69番・観音寺が寄り添うように佇んでいます。
2つの札所が同じ境内に存在する、とても珍しい霊場です。
今回、80代目の住職を務める羽原清祇さんに、お寺の魅力やそして日々大切にしている思いをお聞きしました。

門
梧桐庵
住職さんにインタビュー

歴史と現代文化が交わる境内では、参拝だけでなく、散策や写真撮影も楽しめます。旅の途中にふらりと立ち寄りたくなる、魅力あふれるお寺です。

80代目の住職を務める羽原清祇さん

境内を歩けば、長い時を刻んできた建物や仏さまが迎えてくれ、見どころの多い参拝が楽しめます。

観音寺の癒やしのお寺

インタビュー

神恵院・観音寺の入り口門である山門

神恵院・観音寺の魅力は?

観音寺のルーツをたどれる場所で、1300年の歴史があります。四国八十八ヶ所の68番・69番が同じ境内にあるという珍しいお寺でもあります。重要文化財も多く、アニメの聖地としても知られているので、お遍路さんだけでなく聖地巡礼の方もたくさん訪れます。

絶対に見てほしい場所は?

“宝物館”です。中でも重要文化財の「涅槃釈迦像(涅槃仏)」です。釈迦が亡くなる前の姿を表したもので、東南アジアではよく見られますが、日本では彫刻としては非常に珍しいものです。 年に2回だけ公開されていますが、ONSEN・ガストロノミーウォーキング当日は、特別に公開していただける予定です。 住職さんによるご説明もあります。

護摩祈祷風景-護摩の火

毎月行われている行事はありますか?

毎月8日と27日(休止の場合もあり)にご祈祷を行っており、護摩の火も焚いています。どなたでも参加できますので、気軽にお越しください。

神恵院

どのような方が参拝に来られますか?

銭形展望台とセットで来られる方が多いですね。お遍路さんはもちろん、アニメファン、観光客、外国人の方も増えています。

除夜の鐘

お寺では年末に特別な行事がありますか?

毎年12月31日の夜に干支の置物を無料で配っています。毎年何百人も並ばれる人気の行事です。

境内に重要文化財がありますか?

はい。「涅槃釈迦像(涅槃仏)」と、「六十九番の本堂」も重要文化財に指定されています。歴史的価値の高い建物が多く残っています。

寺cafe&遍路グッズ 梧桐庵

境内にある梧桐庵さんについても教えてください。

梧桐庵(ごどうあん)は、軽食・喫茶・お土産・遍路グッズを扱う、神恵院・観音寺の境内にある憩いのお休み処です。湯葉カレーライスや、ほっと温まるうどんなどの人気メニューが楽しめるほか、巡拝用品もそろっています。実は、アニメファンが訪れるスポットとしても知られています。参拝の途中でも、聖地巡礼の合間でも、ぜひ気軽に立ち寄ってひと息ついてみてください。

漫画のおへんろちゃん

漫画『おへんろちゃん!』

この度はご縁を頂きまして、近藤るるる先生のマンガ 「おへんろちゃん!」――小学生3人組が四国八十八ヶ所を巡る、ほのぼの珍道中の物語――に紹介コメントを添えさせて頂きました。どうぞ皆さん、店内(梧桐庵)や書店で見かけましたらよろしくお願いします。

アニメの聖地

仕事で一番楽しいことは?

お遍路さんをはじめ、さまざまな職業・国籍の方が来られるので、毎日新しい出会いがあります。皆さんにはそれぞれの生活があり、その中でここを訪れてくださる。その交流がとても楽しいですね。

住職さん

好きなことは何ですか?

パワースポット巡りが好きで、神社や山にも行きます。ただ、帰ってくると「やっぱり自分にとってのパワースポットはここだな」と感じます。皆さんも旅行から帰ると“家が一番”と思うのと同じですね。 皆さんの家の近くにお地蔵さんがあったりすると思うのですが、そういう身近にあるところにも目を向けてほしいなと思います。
 

修行で石鎚山を鎖で登る

趣味は?

学生時代はずっとバスケットボールをしていました。今はスポーツ全般を見るのが好きです。漫画やアニメもよく読みますし、山登りもします。修行で石鎚山を鎖で登ることもありますが、好きなことと仕事が重なっている感じですね。

神恵院

どんなお寺にしていきたいですか?

お参りだけでなく、気軽に立ち寄れるお寺にしたいです。今回のようなインタビューも含め、地域の方や観光客が自然と足を運べる場所にしていきたいと思っています。

神恵院の桜

住職さんにインタビュー

インタビューを終えての感想

Interview